頭がいい人の勉強法
- 勉強の成果が上がらない理由は、やり方を間違えているからである。勉強法を学ぶことで、不確実な時代を生き抜くためのスキルが身につく
- 限られた時間のなかで勉強量を増やす方法は2つある。時間あたりの効率を上げることと、勉強に使えそうな時間を見つけることだ
- 1週間の勉強プランを立てるときは、まずその週に行うべき勉強量を5で割り、平日1日分のノルマとする。週末の2日間は復習に充てるほか、平日にできなかったノルマを消化する日とする
- やらない理由を作らず、まずは行ってみよう。小さな成功体験があなたを変える
勉強に終わりはなく、人生と共にあるものである。勉強法を学ぶことでこれからの人生がより良いものになるのではないでしょうか。
教養としてのワインの世界史
社会契約論 ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ
- 社会契約論は下記3つの問いに"約束だけが社会を作る"と答えを与える。1.社会の起源は何 2.社会が作られ維持される、最低限必要なルールは何 3.社会は誰が作り、何によって維持されるか
- 二人の人間が相互に権利を譲渡し合う"信約"を取り結んでおり、それが集まって政治社会を形成する拘束力を生む、とホッブズは考えた。
- 社会契約によって成立した共同社会を担うのが一般意志であり、すべての人が自発的かつ自由に法に従う人になることをルソーは求めた
- 個々の人々の多様性、立場の違いを前提に、一般性の視点に立つための装置としてロールズが考えたのが、「正義の二元論」と「無知のヴェール」
本要約で分かりやすくまとめきれなくて申し訳ない。
公正な社会はどのように生まれるか考えたい人におすすめの1冊なので、一読してみてはいかがでしょうか。
16歳からの相対性理論 アインシュタインに挑む夏休み
- 光の速さは乗り物に乗った状態で計測しても地面で計測しても変わらない。これを「光速不変の原理」という
- 動いているときと地面にいるときで光の速さが変わらないのは、時間が相対的だから
- 自分から相対的に見て動いている相手の時間は、自分の時間よりも流れる速度が遅くなる
- 重力は時空を歪めることができ、この歪みが波のように伝わることを「重力波」と呼ぶ
- 光の速度が一定、時間は相対的、重力が時空を歪める。これらが相対性理論の説明である
- 2015年9月、人類は初めて重力波を観測した
本書は相対性理論を高校1年生の会話を基に説明している。
日常生活を基に解説しているので、相対性理論が気になるけど取っつきにくいと思っている人に最適な本である。
一読してみてはいかがでしょうか。
会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語
Web3とDAO 誰もが主役になれる「新しい経済」
- ブロックチェーンによる一連の変化やトレンドをWeb3と呼ぶ
- Web3により信頼の単位が最小化する。Web2→企業,Web3→ブロックチェーン等の技術を信頼
- DAOを簡単に説明すると「中心のない、ミッションドリブンのコミュニティ」のようなものである
- DAO(Decentralized Autonomous Organization,自律分散型組織)
- Web3時代の組織は、株式会社からDAOに変わる。DAOのガバナンス活動はデジタル空間で完結し、全てが可視化され、高い透明性を保つ。
- Web3は哲学が起点となる社会だ。Web3では従来のマネタイズは不要となる
Web3はこれからの主役となる技術であり、近い将来社会変革と共にやってくる
本書を一読し、来たる時代に備えてみてはいかがでしょうか。
古代史で楽しむ万葉集
STRESS FREE ネガティブな感情を力に変える ケンブリッジ大学の研究者が明かす科学的に正しいシンプルな63のメソッド
- 先延ばしにしないコツは「下手にやる」こと。不完全でもいいから行動することでポジティブな気分になれる。
- 誘惑に負ける前に、10分我慢する。繰り返す事で自制心が身につく。
- 不安な時は小さな目標を立てて、目標に向かって行動しよう。(毎日朝ごはんを食べるなど)
- 悲しい時や苦しいときは紙に書きだそう。書き出すことで冷静になれる。
コロナが蔓延しストレスを感じている人も多い。ストレスを抱え込んで過ちを犯さないために、本書を一読してみはいかがでしょうか。
トヨタで学んだ「紙1枚!」で考え抜く技術
- トヨタでは問題解決の8STEPをTBP(Toyota Business Practice)として言語化している
- 問題定義/真因特定/対策立案がSTEP1から5にあたり、PDCAのP(計画)に重点を置いている
- なぜ?を繰り返す事で真因(本当の原因)を特定する ※5回以上繰り返すと良い
- トヨタは文書を「紙1枚」にまとめる文化がある。「紙1枚」という制約を課すことで、考え抜く力が身につく
世界と戦っている日本屈指の企業「TOYOTA」、トヨタの核となるのが考え抜く力である。赤字で苦しんでいる経営者、進路に悩んでいる受験生、すべての人に本書を一読頂きたい。真因を分析することで見えてくるものがあると信じている。
トヨタで学んだ「紙1枚!」で考え抜く技術 [ 浅田 すぐる ]
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