世界一簡潔に本を紹介

世界一簡潔に本を紹介します。毎日18時投稿!

「がん」はなぜできるのか

  • 細胞が必要以上に増殖し続けてできたかたまりを腫瘍と言い、悪性の腫瘍を「がん」と呼ぶ。
  • 悪性腫瘍の特徴は"①勝手に増殖する ②拡大しながら別の場所にも移動する ③体を衰弱させる"である。
  • がんの予防には、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの健康習慣が重要となる。
  • 遺伝子の塩基配列を高速で読み取る次世代シーケンサーやAI(人工知能)など、最先端科学を結集させた「がんゲノム医療」が今後のがん治療の主役となる。

がんは、日本人の2人に1人が生涯に一度は罹患するとされる。本書を一読し、がんの性質を理解下上で生活習慣を改めてみてはいかがでしょうか。

これからの時代を生き抜くための文化人類学入門

  • 文化人類学とは、未知の世界に出かけていき、そこで展開されているなじみの薄いやり方や考え方を自ら体験することで、「あたりまえ」を見つめ直す学問である。
  • 戦地や全く文化が違う所に身を置き学ぶ方法を「フィールドワーク」と呼ぶ。
  • 性(LGBTQ/…)、経済(資本主義/社会主義/…)、宗教(キリスト教/仏教/…)、自然(人と自然/…)が主な研究対象である。

LTBTQやSDGsなど新たな価値観を理解する上で、文化人類学は必須の教養となってきている。本書を一読し、様々な価値観に触れてみてはいかがでしょうか。

Deep Skill(ディープ・スキル) 人と組織を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」

  • 本書では人と組織を巧みに動かすヒューマン・スキルを「Deep Skill(ディープ・スキル)」と呼び、21の項目に分けて言語化している。
  • 上司を見方に付け、好き嫌いの感情をコントロールすることで強固な人間関係を築く。
  • 専門性を高める一方で、さまざまな属性の人々と感情を通わせる経験が武器となる。

本書では人間関係を円滑に進める技術が21個紹介されている。本書を一読し、人間関係を見直してみてはいかがでしょうか。

イシューからはじめよ

  • 問題を解く前に、それが解くべきイシューであるかを見極める必要がある。
  • イシューを特定したら、「答えの出せるサイズ」まで分解していく。
  • イシューを深掘りし「ストーリーライン」を作成し、「絵コンテ」として整理する。
  • いきなり大元の分析や検証の活動をはじめず、分解したイシューから検証可能か見極める。
  • イシューに沿ったメッセージを人に力強く伝わるかたちでまとめる。

本書はイシューベースの思考方法から伝え方までビジネスケースを交えて説明している。全てのビジネスパーソンに有益な本書を一読してみてはいかがでしょうか。

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた

  • 文章はできるだけシンプルに、60字以内に抑える。
  • 型を覚える。(結論を先行の「逆三角形法」、結論→理由→具体的→結論の「PREP法」、結論最後の「三段型」)
  • 見た目を意識し、漢字を3割以下となるように調整すると良い。
  • 書いた文章を読み直す。
  • わかりやすい言葉を選ぶ。
  • たとえ話を積極的に使う。

本書には100冊から厳選された40個のテクニックが記載されている。本書を一読し、文章力を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

  • 「勝てるプロジェクト」を見極め、そこに身を置くのは成功するために重要なポイント。
  • プロジェクトの目的をメンバーに浸透させるのが、初期段階で最も重要なリーダーの仕事。
  • 配分にデリケートな配慮が必要なのが、「メンバーの時間」である。
  • リーダーは積極的に「心配ごとはない?」と聞いて回るのが重要である。

プロジェクトマネジメントは全ビジネスパーソンが必要となる能力である。本書を一読し、自身の振る舞いや考え方を改めてみてはいかがでしょうか。

アフターコロナのニュービジネス大全

  • VRヘッドセットを使った「オフィスワークのVR化」やスマートミラーを使った自宅エクササイズなど、自宅にいるユーザに対してのサービス提供が求められる。
  • リモートワークや緊急事態宣言で使用しなくなった機材や場所を、必要な人に貸し出す試みが始まっている。
  • アフターコロナの消費者心理を読み解くには、「若者」と「グローバル」の視点は欠かせない。トレンドを広めていくのは若者である。

本書を一読し、既に始まっているアフターコロナのビジネスに追いついてみてはいかがでしょうか。

ボイステック革命

  • ボイステックは「画面に縛られた生活からの解放」を意味する。(ボイステック例:radiko、ボイシー、クラブハウスなど)
  • 音声は情報を得るための究極形である。
  • ワイヤレスイヤホンやリモートワークが増加し、「絶えず何かを聴く習慣」が広がった。
  • ボイステック市場はブルーオーシャンであり、2025年には450億規模になると予測されている。

ラジオからテレビに移ったが、新たにボイステックとして音声情報の時代が来るかもしれない。本書を一読し、ボイステック革命を感じてみてはいかがでしょうか。

教養としてのデータサイエンス

  • ありとあらゆる情報がビッグデータとして蓄えられ、ビジネスで活用できるようになってきている。
  • データサイエンスはデータの傾向を正しく分析し、分かりやすく伝えるデータリテラシーを基礎とする。
  • データサイエンスも同様に倫理、法律、社会的影響を意識しなければならない。

SNSやテレビなどで一部を強調したグラフなどによる印象操作が散見される。そのような情報に騙されないように、また誤った分析をしないように本書を一読し、リテラシー向上に努めてみてはいかがでしょうか。

IGPI流DXのリアル・ノウハウ

  • DXのプランニングは(1)成し遂げたい事 (2)実現可能か (3)しないといけない事 (A)短期 (B)中期 (C)長期を掛け合わせた9個のボックスを作って整理する。
  • まずはアナログ情報をデジタル化し、段階的にプロセスやビジネスモデルをデジタル化していく。
  • 点が線となり、線を面としていくことで大きな変革を引き起こすことが出来る。

デジタル革命に置いていかれないためにも、本書を一読してみてはいかがでしょうか。