世界一簡潔に本を紹介

世界一簡潔に本を紹介します。毎日18時投稿!

iPS細胞物語

  • iPS細胞は4つの遺伝子を導入して作られた細胞で、一度分化した細胞が多能性を獲得し、ほぼ無限に増殖できるようになったものである。
  • 再生医療にはこれまで、ES細胞と体性幹細胞が使われてきたが、iPS細胞はそれらがもつ技術面の課題や倫理面の課題をクリアできる。
  • iPS細胞の実用化にむけて、日本では文科省経産省厚労省がそれぞれ研究費を投じているが、総額はアメリカの10分の1程度である。※2009年のデータ

本書は2010年出版であり手を取る機会は少ないかもしれない。上記を前提知識として、10年でiPS細胞がどれだけ活用されたかを見てみてはいかがでしょうか。