2023-01-03 iPS細胞物語 iPS細胞は4つの遺伝子を導入して作られた細胞で、一度分化した細胞が多能性を獲得し、ほぼ無限に増殖できるようになったものである。 再生医療にはこれまで、ES細胞と体性幹細胞が使われてきたが、iPS細胞はそれらがもつ技術面の課題や倫理面の課題をクリアできる。 iPS細胞の実用化にむけて、日本では文科省、経産省、厚労省がそれぞれ研究費を投じているが、総額はアメリカの10分の1程度である。※2009年のデータ 本書は2010年出版であり手を取る機会は少ないかもしれない。上記を前提知識として、10年でiPS細胞がどれだけ活用されたかを見てみてはいかがでしょうか。 iPS細胞の研究室:体のしくみから研究の未来まで [ 京都大学iPS細胞研究所 国際広報室 ]価格: 1430 円楽天で詳細を見る